なほ生きむわれのいのちの薄き濃き強ひてなげかじあぢさゐのはな
なほ生きむわれのいのちの薄き濃き強ひてなげかじあぢさゐのはな
【齋藤史】 #詞華
まだ盛りとは言えぬ六月初旬のあじさい園。
足を踏み入れるだけで、胸の中までひんやりとした緑に染まりそうな気がする。
紫陽花の茂みを縫って進むと、
次々とあらわれるさまざまな色の紫陽花たち。
ひとつの紫陽花の茂みが切れたと思ったら、
突如としてあらわれる違う色の紫陽花。
まだ満開でない紫陽花は、まだ緑を深く帯びてひんやりとしている。
紫陽花「四季咲きヒメアジサイ」
ユキノシタ科の落葉低木。
花弁状の萼(がく)片を四~五枚もつ小さな花が集まり咲く。
がく片は淡青紫色だが、土質、開花後の日数等により濃淡もしくは赤みを強める。
「四季咲き」とは、6月から12月の霜が降りるまで咲き続ける品種のことだそう。
すごいですね。。
2017.06.04撮影