ヤマグルマ~花弁も萼もない花
ヤマグルマの花
私は初見でした。
花弁も萼もない花が、樹上で光を受けて輝いています。
トリモチ(鳥や虫を捉えるための粘着性物質)を出す木として重用されていたそう。
今は日常で必要としないけれど、かつてはなくてはならない機能を持った植物は、たくさんあるのでしょうね。
2017.4.22撮影
手拭風に再び解けて新茶摘む 【阿部みどり女】
手拭風に再び解けて新茶摘む
【阿部みどり女】
茶碗のなかの抹茶をのぞくたびに、感慨にとらわれる。
おどろくほどの華やかな緑。
新緑よりもなお光を放つ緑。
火を入れ保存しているはずなのに、こんなにも鮮やかな。
「茶摘」は春の季語。
「新茶」は夏の季語。
新茶が待ち遠しいですね。
2017.4.23撮影